野球を見る上での入門的知識として投手の配置についてのものがあります。
現代野球においては、先発投手、中継ぎ投手、抑え投手とそれぞれの役割が比較的明確に決まっている分業制が敷かれています。現代では先発投手が最後まで投げ切ることは稀です。
シーズンは長く、また来週に先発の機会が巡ってきて万全の投球をしなくてはならない以上、スタミナがあり、完投することに意欲を燃やしている場合を除けば、こういっては何ですが余力を残して降板し中継ぎ投手や抑え投手に、残りのイニングを託すことになります。
多くの場合、先発投手が大量失点かスタミナが尽きて打たれそうになったら、登板することが多いのはリリーフ投手です。
現代野球においては1イニングを専門に投げるリリーフが一般的ですが、タフな選手の中には複数回を投げる投手もいます。他にも、先発投手が苦手としている打者に目先を変えさせるため異なるタイプの投手を当てるために登板することも少なくはありません。野球はホームランによって簡単に1点を奪われてしまうスポーツであるために、目先の有利を確実に奪うために投手を投じることは決して間違いではないのです。
こういった野球の事情を知っているのと知らないのでは試合を見たときの面白さも変わってくるでしょう。
優勝を目指す球団ならば、優秀なリリーフ投手が必要です。
今後、リリーフ投手の注目度はさらにアップするでしょう!